「良い商品を作ったはずなのに、思うように売れない……」 「気合と根性で売ってきたが、いよいよ売上が頭打ちになってきた」
40代前後、現場から経営やマネジメントへと比重が移る時期に、多くの方がこの「売上の壁」に直面します。特に、自社で試行錯誤してマーケティング組織を作ろうとしても、何から手をつければいいのか分からず、結局社長や一部の営業マンの属人的なスキルに頼ってしまうケースは非常に多いものです。
本日は、売上が停滞している現状を打破し、**「売れ続ける仕組み」**を作るためのポイントをお伝えします。
1. 「商品」から「市場(顧客)」へ視点を切り替える
売上が頭打ちになる最大の原因は、商品開発が「プロダクトアウト(作れるものを作る)」に偏り、顧客の真の悩みからズレていることにあります。
どんなに優れた商品も、適切な場所に届けられなければ価値を発揮しません。ここで重要になるのが**「販路開拓」**の再定義です。単に営業先を増やすのではなく、「誰の、どんな課題を解決するために、どのルートで届けるのが最適か」という戦略を練り直す必要があります。
2. マーケティング組織化が失敗する共通点
多くの組織でありがちな失敗は、いきなり「広告運用のスペシャリスト」や「SNSの担当者」を採用してしまうことです。
戦術(手段)から入ると、点としての施策は増えますが、売上という線には繋がりません。組織を作る際にまず必要なのは、高度なツールを使いこなす人ではなく、**「共通のマーケティング言語」と「戦略の型」**です。
- ターゲットは誰か?
- 自社の独自の強み(USP)は何か?
- 顧客はどういうプロセスで購入に至るのか?
これらを言語化し、チーム全員が同じ地図を見て動ける状態にすること。それが、組織作りの第一歩です。
3. 販路開拓を加速させる「仕組み」の構築
今の時代、販路は一つではありません。リアルな営業、展示会、オンライン広告、SNS、あるいはパートナーシップ。
売上の壁を突破するには、既存の販路に固執せず、データに基づいた新しい顧客接点をテストし続ける組織文化が不可欠です。「作れば売れる」ではなく、「売れるルートを設計してから、商品を最適化する」。この逆転の発想が、頭打ちの状況を打破する鍵となります。
最後に
40代からのマーケティングは、属人的な「頑張り」を、組織的な「仕組み」へと昇華させるフェーズです。
「何から組織化すればいいのか?」「今の販路のどこに目詰まりがあるのか?」と悩まれているなら、一度客観的な視点を取り入れてみるのも一つの手です。視点を少し変えるだけで、止まっていた売上は再び動き出します。
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